メジャーで二刀流選手が増殖中も…大谷同僚「ショウヘイは特別。容易ではない」

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

エ軍フレッチャー内野手がTV番組に出演「ショウヘイは投打で本当に特別。かつ素晴らしい選手」

 昨年10月に右肘のトミー・ジョン手術を受けた影響で今季は打者一本となるエンゼルスの大谷翔平投手。打者として出場を続ける中、試合前練習ではキャッチボールの距離を徐々に伸ばしており、20年シーズン以降の二刀流復活へ調整を進めている。

 大谷は昨季4勝&22本塁打をマークし、新人王を受賞。二刀流選手の育成は大谷の出現によって球界の一大ムーブメントとなっているが、大谷級の二刀流選手は出現するのか。米国で人気の「ファンタジースポーツ」を運営する「ドラフトキングス」が放送する番組「The Sweat」に出演した、同僚のデビッド・フレッチャー内野手は「ショウヘイが(二刀流の)障壁のようなものを取っ払ってくれるだろうから、同じこと(二刀流)をする選手が出始めることになるだろう」と今後の二刀流増殖を予想した上で、難しさを口にしている。

「ショウヘイは投打両面において本当に特別で、かつ素晴らしい選手だから。それ(が出来る選手)を見つけるのは、容易なことではないよ」

 エンゼルスでは今春キャンプから救援左腕兼一塁手に挑戦していたウォルシュがメジャー昇格。ここまで投手としては2試合登板にとどまっているものの、打者では25打数7安打の打率.280、2打点とまずまずの存在感を見せている。エンゼルス傘下ではケイレブ・カワート、他球団ではレイズ傘下のブレンダン・マッケイ、タナー・ドッドソン、レンジャーズ傘下のマット・デビッドソンらがいるが、大谷のように投打で活躍する選手は生まれるのだろうか。

(Full-Count編集部)

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