田中将大、好投一転、5敗目にNYメディア辛辣 「平均以下の投球が響いた」

敵地ブルージェイズ戦に先発登板したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
敵地ブルージェイズ戦に先発登板したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

自身の2連敗となる5敗目を喫した田中、5回は不運な判定も2被弾浴び逆転許す

■ブルージェイズ 4-3 ヤンキース(日本時間5日・トロント)

 ヤンキースの田中将大投手は4日(日本時間5日)、敵地でのブルージェイズ戦で先発し6回6安打4失点で今季5敗目を喫した。不運な判定もあったが逆転負けを喫した日本人右腕に地元メディアは「2試合連続となる平均以下の投球」と厳しい声を上げている。

 4回まで1安打無失点の好投を見せていた田中は2点リードの5回に崩れた。先頭・グリチェックに明らかなストライクをボール判定されると、続くスライダーを弾き返され中越えソロを浴びた。さらに1死二塁からはガルビスに甘く入ったスライダーを痛打され右越え2ランを献上するなどこの回、一挙4失点で逆転を許した。

 好投から一転し逆転を許した右腕にニューヨークメディアは辛辣だった。「珍しいミスと平凡なタナカがヤンキースを奇妙な状況に追い込む」と見出しをつけ報じたのは地元紙「NYポスト」だった。

 記事ではDJ・ルメイユの走塁ミスも批判しながらも「タナカの2試合連続となる平均以下の投球が響いた」と敗因をレポート。前回登板の5月28日(同29日)パドレス戦で6回9安打5失点から2試合連続で結果を残せていないことを言及し「ここ8登板で1勝であり、その間、1勝4敗、防御率3.83としている」と大きく負け越していることを指摘した。

 また地元紙「デイリーニュース」も「マサヒロ・タナカが5回に不調に陥る。厳しい5回を克服するのには十分でなかった」と、2被弾を浴びた5回の投球を指摘していた。

(Full-Count編集部)

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