大谷、同点押し出し四球で雄叫び&“バット投げ” トラウト異例の敬遠で感情爆発

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

2点を追う4回に豪快な逆転3ラン、1試合4打点はメジャー自己最多

■エンゼルス – アスレチックス(日本時間6日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、本拠地アスレチックス戦に「3番・DH」で2試合連続スタメン出場。第3打席で値千金の逆転3ランを放ち、今季初の2試合連続ホームラン。さらに、第5打席ではトラウトが一、二塁で異例の申告敬遠をされた後、押し出し四球を選んで同点とした。メジャー自己最多の4打点。四球の後には、珍しく感情を爆発させた。

 エンゼルスは3回までに7失点で6点ビハインドという苦しい展開。しかし、3回にトラウトの2ランが飛び出すと、続く大谷はメングデンの直球をライト前に運ぶヒット。打球速度112マイル(約180キロ)の痛烈な一打でチャンスを作り、エンゼルスはプホルスやフレッチャーもヒットで続いて2点差に迫った。

 エンゼルスは4回も1死一、二塁のチャンスを作ると、トラウトは凡退したものの、大谷がカウント1-1から右腕ペティットの直球を叩き、センターへの豪快な逆転3ラン。エンゼルスは6点差をひっくり返し、本拠地は大熱狂に包まれた。2試合連続ホームランは今季初となった。

 エンゼルスは救援陣がリードを守れず、8回に2点を奪われて逆転を許す。その裏、2死一、二塁でトラウトを迎えると、なんと申告敬遠。一、二塁から満塁として大谷を打席に迎え、左腕バクターをマウンドに送る。異例の敬遠策のあと、大谷はフルカウントから押し出し四球を選んで同点。雄叫びを上げてバットを投げ、珍しく感情を爆発させて一塁に向かった。続くプホルスは倒れ、逆転はならなかった。

【動画】トラウト申告敬遠の後に押し出し四球を選び、雄叫びを上げて“バット投げ” 大谷が珍しく感情を爆発させたシーンの一部始終

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