大谷、自己最多4打点 押し出し四球は「HRより嬉しかった」 試合後の一問一答
8回の押し出しは「獲った四球なので、個人的にはホームランより嬉しかった」
――状態が上がってきた? 良くなっている部分は?
「良くなったり悪くなったりなので。今日も2つ三振してますけど、良くない傾向が出るとそうなるのかなとは思いますし。全部が全部ヒットにできるわけじゃないですけど、求めるところはそこをしっかり求めたいなと思ってます」
――良くない時にどうやって消化する?
「全く同じ動きを毎回毎回できるために練習してるんですけど、毎回同じ動きはないので、必ず失敗が出てくるのが普通のことですし、7回失敗すれば3回成功するくらいの確率だと思うので、求めるとこは10として、そこを求めて失敗を次につなげたいと思います」
――良くないときに“後退”という捉え方はしない?
「感覚によりますね。いい感覚がちょっと違う感覚になるんだったら、後退というか崩れてるということじゃないかなと思いますし、その崩れている段階から次に戻すときの感覚を『こういう風に次やればいいんだな』と思ったら、次そういう風になったときにそれを試せばいいんじゃないかなと思うので。引き出しは増えるんじゃないかなと思うので、前進はするんじゃないかなと思います」
――監督も良くなっていると言っている。
「ここ最近いい感じで打席に立てているかなと思うので、それを継続するのと、また落ちてきたなと思ったときにそういう感覚を早く取り戻せるようにその準備をしたいなと思っています」
――四球を選んだ瞬間の感情は?
「嬉しかったですね、素直に。もらったフォアボールというよりは獲ったフォアボールなので、個人的にはホームランより嬉しかったです」
――集中力に違いは?
「ピッチャー心理はやっぱり甘くてもストライクに投げるというが、ましてや僕を抑えるために出てきてるワンポイントなので、そこでフォアボールを出して変わるのがピッチャーとしては一番良くない仕事じゃないかなと思うので、ストライクに来る確率の方が高い中でボールを選べたっていうのはよかったかなと思います」
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)