辻西武、交流戦開幕カード勝ち越し! 山川弾に辻監督「俺だったらレフトフライ」

西武・辻監督【写真:荒川祐史】
西武・辻監督【写真:荒川祐史】

途中交代の森には「明日の状態を見て判断します」

■西武 9-2 広島(交流戦・6日・メットライフ)

 西武は6日、本拠地での広島戦を9-2で勝利し、交流戦開幕カードを勝ち越した。山川の2打席連続アーチなどカープ投手陣に5本塁打を浴びせ大勝した。

 2点を追う初回に秋山の11号先頭打者アーチ、森の犠飛ですぐさま同点に追いつくと、2回に金子侑の左前タイムリーで勝ち越しに成功。さらに3回には山川の24号2ラン、5回は山川の2打席連発となる25号ソロ、栗山の3号2ラン、6回には外崎の11号ソロでダメ押し。投げては今シーズン初登板初先発の郭俊麟が6回3安打2失点の好投で今季初勝利を挙げた。

 辻監督は先発した郭について「いい打者がそろっているし、長打を警戒していた。ピンチで弱気になってしまっていたけど、それ以外は持ち味を出してすんなりいっていた」と及第点。山川の2打席連発弾には「右中間の打球、すごかったね。初めて見たよ。左中間へのホームランの角度も、(打者が)俺だったらレフトフライだっただろうな。それだけスピンが効いているということ」と指揮官も驚きを隠さなかった。

 また、9回に右手親指に投球が当たり途中交代した森は病院に行かずアイシングで様子を見ることになり、「(出場は)明日の状態を見て判断します。いざとなれば岡田がいるし、森も疲れているだろう」と話した。

(安藤かなみ / Kanami Ando)

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