大谷&トラウトは伝説コンビを超える? MLB公式「彼らは何でもできる」

エンゼルスの大谷翔平(左)とマイク・トラウト【写真:Getty Images】
エンゼルスの大谷翔平(左)とマイク・トラウト【写真:Getty Images】

元祖バッシュブラザーズはホセ・カンセコとマーク・マグワイアのコンビ

 エンゼルスの大谷翔平投手とマイク・トラウト外野手の「2・3番コンビ」が、1980年代にホームランを量産し、一大ブームを巻き起こした「バッシュブラザーズ」の再来と呼ばれている。「西海岸には新たなバッシュブラザーズを手に入れた。彼らの名前はマイク・トラウトとショウヘイ・オオタニだ」。こう題して、特集したのはMLB公式サイトの人気コーナー「Cut4」だった。

 30年前、アスレチックスでメジャーを席巻した「元祖バッシュブラザーズ」はマーク・マグワイアとホセ・カンセコのスラッガーコンビだった。1986年に打率.240、33本塁打117打点で新人王に輝いたカンセコと、翌年49本塁打で新人王に輝いたマグワイアとのコンビは強烈な記憶を残しているが、特集では大谷とトラウトの“新コンビ”の方が優れているかもしれないと指摘している。

「カリフォルニアには新たなバッシュブラザーズの2人がいる。(元祖バッシュブラザーズよりも)彼らは更に優れたペアだと言う人もいるかもしれない。なぜなら、彼らはただ本塁打を放つだけではない。実際のところ、彼らは文字通り何でもできるからだ。彼らのうちの1人は、史上最高の選手かもしれない。もう一人は(見方によっては)エース先発投手でもあるのだ。彼らはマイク・トラウトとショウヘイ・オオタニだ」

 こう絶賛している「Cut4」。現地時間5日に行われたアスレチックス戦まで過去8試合の“トラウタニコンビ”の爆発ぶりに注目。大谷は打率.294、出塁率.375、長打率.559をマークし、3本塁打11打点。そして、トラウトは打率.370、出塁率.541、長打率.741で3本塁打11打点という結果を出している。

「Cut4」は、このエンゼルスが誇るコンビに対して「ポスターをオーダーせよ。Tシャツを作るんだ。2049年に空に映し出される次なるバッシュブラザーズのドキュメント番組に備えたいだろう」と記す。“新バッシュブラザーズ”は西海岸で注目を集めている。

(Full-Count編集部)

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