大谷、初のサイクル安打期待の第5打席は一ゴロ 雄星撃ち6号ソロを含む猛打賞

サイクルヒットにリーチをかけているエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
サイクルヒットにリーチをかけているエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

初回二塁内野安打、2回一ゴロ、4回6号ソロ、5回適時二塁打、7回一ゴロ

■エンゼルス – マリナーズ(日本時間9日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、「3番・指名打者」で5試合連続で先発出場した。4回の第3打席で菊池雄星から6号ソロを放つと、5回の第4打席で右中間適時二塁打。自身初のサイクル安打がかかった7回の第5打席は一ゴロに倒れた。ここまで5打数3安打2打点と大活躍を見せている。

 メジャー初の“花巻東対決”で豪快な打撃を見せた。初回2死で快足を生かして二塁内野安打。3点先制の足がかりを作った。2回の第2打席では一ゴロに倒れたものの、4回無死の第3打席で圧巻のパワーを見せた。ラステラ、トラウトの連発で迎えた直後。初球の75.2マイル(約121キロ)のカーブをバットに乗せた。3試合ぶりの6号ソロ。中学時代に憧れた3学年上の先輩から日米通じて初アーチをかけた。今季初めて左腕から打った本塁打となった。

 2人はNPB時代の2017年3月31日の開幕戦以来800日ぶりの対決。通算5打数2安打3三振だった。菊池が先発したT-モバイルパークでの5月30日(同31日)は大谷が欠場したため、対決は実現しなかったが、オースマス監督が「オオタニが勝つことを望む」と期待してのスタメン起用で結果を出した。MLBで日本人対決での本塁打は2009年7月8日に福留孝介(カブス)が川上憲伸(ブレーブス)から打って以来10年ぶり7度目。チームの3連発はカルフーン、トラウト、プホルスが記録した2016年9月3日のマリナーズ戦以来3年ぶりだった。

 5回無死一、二塁の第4打席で、2番手右腕・スコットから右中間適時二塁打を放った。5月14日の敵地ツインズ戦以来、今季2度目の猛打賞だ。サイクル安打にリーチをかけた7回無死三塁の第5打席で左腕・ビドルに一ゴロに倒れた。自身初のサイクル安打は次打席にお預けとなった。

(Full-Count編集部)

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