大谷翔平、菊池雄星撃ちの次は前田健太撃ちへ 12日に340日ぶりに対決

ドジャース・前田健太(左)とエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
ドジャース・前田健太(左)とエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

昨年7月6日の初対決は空振り三振と遊飛

 エンゼルスの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、本拠地マリナーズ戦に「3番・指名打者」で5試合連続先発出場した。4回の第3打席で花巻東高の先輩にあたる菊池雄星から左中間6号ソロを放つと、5回の第4打席で右中間適時二塁打。初回2死の二塁内野安打と合わせ、5打数3安打2打点で今季2度目の猛打賞をマークした。チームは12-3で大勝。連敗を2でストップした。大谷は「試合前から楽しみにしていた。打った、打たないに関係なく、こういうところで対戦できるのはすごく僕にとって特別な感じがあった。勝つことができてまずは良かった」と振り返った。

 メジャー初の花巻東対決。NPB時代の2017年3月31日の開幕戦以来800日ぶりの対決だった。初回2死で快足を生かして二塁内野安打。3点先制の起点となった。2回の第2打席では一ゴロに倒れたものの、4回無死の第3打席で圧巻のパワーを見せた。ラステラ、トラウトの連発で迎えた直後。初球の75.2マイル(約121キロ)のカーブをバットに乗せた。3試合ぶりの6号ソロ。中学時代に憧れた3学年上の先輩から日米通じて初アーチをかけた。

 今季初めて左腕から打った本塁打。「どんな球でもしっかり振ろうと思っていた。甘い球が来て、ギリギリでしたけど、入ってくれてよかったと思います」と振り返り、「今日が始まり。まだまだ対戦する機会があると思うので、またの機会に打てるように頑張りたいと思います」と前を向いた。MLBで日本人対決での本塁打は2009年7月8日に福留孝介(カブス)が川上憲伸(ブレーブス)から打って以来10年ぶり7度目だった。

 メジャー移籍後、大谷が日本人投手と対決するのはヤンキース田中将大、ドジャース前田健太に次いで菊池が3人目だった。田中とはヤンキースタジアムで行われた昨年5月27日(同28日)に対戦し、空振り三振、四球、空振り三振の2打数無安打1四球。前田とはエンゼルスタジアムで行われた昨年7月6日(同7日)に対戦し、空振り三振、遊飛の2打数無安打だった。

 前田とは11日(同12日、11時7分試合開始)の本拠地・ドジャース戦で対決する予定。340日ぶりの対決で豪快なアーチをかけるか注目される。

(Full-Count編集部)

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