元Rソックスの強打者オルティス氏、撃たれたのは腰 弾は貫通して手術中も「容体は安定」

レッドソックスなどで活躍したデビッド・オルティス氏【写真:Getty Images】
レッドソックスなどで活躍したデビッド・オルティス氏【写真:Getty Images】

母国で銃撃されるとMLB公式などが一斉に報じる「腰部を撃たれ、弾は貫通」

 レッドソックスなどで強打者として活躍したデビッド・オルティス氏が母国ドミニカ共和国で銃撃されたとMLB公式サイトなどが一斉に報じた。当初は脚を撃たれたと報じられていたが、地元記者は撃たれたのは腰だったとレポート。弾は貫通したというが、オルティス氏は手術を受けているといい、命に別状があるかは明らかになっていない。

 ドミニカの現地紙「エル・ディア」のホセ・モネグロ記者によると、オルティス氏は「Dial」というクラブで銃撃されたという。場所はドミニカ共和国の首都サントドミンゴ近郊。容疑者はその場で逮捕されたとしている。情報は錯綜しており、オルティス氏は強盗に襲われたと伝えられていたが、モネグロ記者はその後、「地元警察のトップがデビッド・オルティスが負傷した事件は強盗目的ではなかったと認めた。だが、捜査中につき、さらなる情報は明かさなかった」とツイートした。

 当初は脚を撃たれたと報じられていたが、ESPNのマリー・リベラ記者はツイッターで「たった今、デビッド・オルティスが現在治療を受けている病院にいるソルデビラ記者と話しました。担当医がソルデビラ記者に伝えたところによると、デビッドは腰部を撃たれ、弾は貫通しました。現在手術中です」とレポート。撃たれたのは腰だったという。リベラ記者は、オルティス氏の手術にはまだ時間がかかるものの「容体は安定している」と付け加えている。

 また、モネグロ記者のツイッターによると、オルティス氏は運ばれた「アベル・ゴンザレス病院」で手術をしたという。現地メディア「エル・ペリオディコ」電子版は、撃たれた時は何も声を掛けられず、いきなり撃たれたとレポート。同じく怪我をしたジョエル・ロペスさんの他にも、現地人気歌手のセクレトも一緒にいたと報じている。

 オルティス氏は1997年にツインズでメジャーデビュー。03年からレッドソックスでプレーし、本塁打王1度、打点王3度の強打者として活躍した。通算20年間で2408試合出場し、2472安打、541本塁打、1768打点をマーク。背番号34はレッドソックスの永久欠番となっており、野球殿堂入りも期待されている。

(Full-Count編集部)

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