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打はデスパイネ、投は千賀と鷹コンビ躍動…セイバー目線で選ぶ5月月間MVP【パ編】

5月末時点で1位から4位までが1差、1位と5位でも3.5差という混戦状態のパ・リーグ。5月のチーム成績は以下の通りです。(OPSは出塁率+長打率)

ソフトバンク・千賀滉大【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・千賀滉大【写真:藤浦一都】

西武秋山が完全に復調、公式の月間MVPで最有力候補も…

 5月末時点で1位から4位までが1差、1位と5位でも3.5差という混戦状態のパ・リーグ。5月のチーム成績は以下の通りです。(OPSは出塁率+長打率)

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西武 14勝11敗 打率.255 OPS.757 本塁打35 防御率 4.53
楽天 14勝12敗 打率.262 OPS.754 本塁打33 防御率 4.73
日本ハム 14勝12敗 打率.276 OPS.771 本塁打19 防御率 3.39
ソフトバンク 12勝13敗 打率.265 OPS.765 本塁打31 防御率 4.25
ロッテ 12勝13敗 打率.242 OPS.731本塁打30 防御率3.30
オリックス 10勝15敗 打率.213 OPS.582 本塁打14 防御率3.68

 月間OPSが .765と先月以上に打撃陣が好調だったソフトバンクですが、防御率が3、4月の2.59に対し5月は4.25。特に救援防御率が1.59から4.02と悪化しています。先発投手陣も防御率が3.10から4.40に、QS率も59.3%から48%と苦戦していますが、打線の援護もあって負け越し1つで終えているのはさすがといったところでしょうか。

 それ以上の5月の打撃が好調だったのが日本ハム。月間OPSが1.011の近藤健介をはじめ、西川遥輝、大田泰示、中田翔がすべて月間OPS0.8を超えています。彼らで1~4番の上位打線を組むことでチーム全体のOPSを上昇させているのです。

 それでは、セイバーメトリクスの指標による5月のパ・リーグ月間MVPを選出していきましょう。

○5月月間MVP パ・リーグ打者部門
デスパイネ(福岡ソフトバンクホークス)

OPS1.285 wOBA.530 RC27 13.75 出塁率0.480 長打率0.805
(すべてリーグ1位)

 候補選手は8名ですが、有力候補はこの2人に絞られることでしょう。

デスパイネ
打率.366 30安打 本塁打11 打点25 得点圏打率.455 四球19 三振19
秋山翔吾
打率.402 41安打 本塁打9 打点13 得点圏打率.286 四球15 三振17

 2人とも4月の不調から抜け出し、令和になって本来の力を発揮し出しました。特に秋山は今まで慣れ親しんできたであろう1番に定着すると、安打を量産。自身3度目の月間40安打に到達。これはイチローと並ぶパ・リーグ最多タイ記録です。また、1試合3安打以上の猛打賞が5回、4安打以上が2回と固め打ちも披露しました(デスパイネの5月の猛打賞は22日那覇での西武戦の1回)。月間首位の西武所属の選手であること、そしてこれらの記録を残したことが評価され、公式の月間MVPの最有力候補は秋山翔吾であると予想します。

 では、セイバーメトリクスの指標による評価を見てみましょう。

デスパイネ
OPS1.285 出塁率.480 長打率.805 wOBA.530 RC27 13.75
秋山翔吾
OPS1.204 出塁率.479 長打率.725 wOBA.511 RC27 13.59

 2人ともOPS1.2以上、各プレーの特典価値を累積して算出するwOBA0.5以上、選手の得点創出能力を測るRC27も13点以上というハイレベルな争いになりましたが、ここではデスパイネを今月のMVPに推挙いたします。

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