大谷翔平、今度は“前田撃ち” 名物実況、今回は名台詞忘れず「ビッグフライ!」

初回にドジャース・前田健太から7号本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
初回にドジャース・前田健太から7号本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

菊池からの3者連続弾では言い忘れの“ミス”、「ちゃんと言うようにする」と誓っていたが…

■エンゼルス – ドジャース(日本時間12日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、本拠地ドジャース戦に「3番・DH」で2試合ぶりに先発出場し、前田健太投手と340日ぶりに対戦。初回の第1打席で先制7号ソロを放った。8日(同9日)のマリナーズ戦で大谷がラステラ、トラウトに続く3者連発の6号ソロを菊池雄星投手から放った際、興奮のあまりに名台詞を言い忘れてしまった地元テレビ局の名物実況ビクター・ロハス氏は、今回は「ビッグフライ、オオタニサン!」を華麗に絶叫。またしても飛び出した日本人投手撃ちの一発を大いに盛り上げた。

 ロサンゼルスで試合を中継している地元テレビ局「FOXスポーツ・ウエスト」も注目した日本人対決。中継ブースにも“リベンジ”を期す男がいた。

 それは実況のロハス氏だ。「ショウヘイ・オオタニがケンタ・マエダと対峙します」。初回2死の場面で、大谷の出番を引き締まった声で伝えた。二画面に分けて、大谷と前田の表情を伝えるなど、同局でも対決に注目。そして、フルカウントでエンゼルスファン待望の瞬間がやってきた。

 大谷が甘いスライダーを完璧に捉える。するとロハス氏は「変化球を思い切り叩いた。ライト方向だ。ベリンジャー、見送るしかない。ビッグフライ、オオタニサン!」と絶叫した。

 菊池が先発したマリナーズ戦では、大谷が3者連発の最後を締めくくる6号ソロを放った直後、「ははは入った! サヨナラベースボール! オオタニさんが3者連発を達成だ!」と叫び、「ビッグフライ、オオタニサン」を言い忘れるという“ミス”を犯していたロハス氏。翌日には“反省モード”で「トラウトが連続ホームランを打ったばかりで、とても驚いていて正直、全然予想していなくて……(笑)。ビックリしてしまったのかな。でもすごく嬉しくて。『Goodbye baseball』って言いたかったから『サヨナラ』って言ってしまったんだよ。でも、もちろん『オオタニサン』も忘れないようにしていたよ。オオタニにリスペクトを見せるためにね。これからはちゃんと『ビッグフライ! オオタニサーン!』って言うようにするよ」とFull-Countの取材に語っていた。

 この日は、初回にいきなり大飛球が飛び出しが、ロハス氏は動揺せず。日米でお馴染みの名台詞炸裂で中継を盛り上げていた。

(Full-Count編集部)

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