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大谷サイクル安打一問一答「単純に嬉しい」「メジャーでできる自信に」
エンゼルスの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、敵地・レイズ戦で自身初となるサイクル安打を達成した。「3番・DH」で2試合連続スタメン出場。初回の第1打席で左腕ヤーブローから、いきなり先制の3ラン本塁打を放ちメジャー通算30号の本塁打とすると、第2打席で左中間を破る二塁打、第3打席でも三塁打を放って快挙に王手をかけると、7回の第4打席でシングルヒットを放ってサイクル安打を成し遂げた。
東海岸遠征初戦で大活躍「時差があったのであまり寝付けなかった」
――サイクル安打のイメージは。
「一番は本塁打を打てるパワーと三塁打が一番難しいかなと思うので、長打を三塁打にできる走力が重要かなと思います。(サイクル安打は)珍しいと思いますね。やっぱり複数の二塁打があってもダメですし、複数の本塁打があってもダメなので。運も必要だと思うので、そういったツキもあったかなと思います」
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――7回の中前打で達成した。どういった気持ちで打席に入ったか。
「もちろんヒットを打ちたいと思って打席に入ったんですけど、逆に四球でもいいかなと思っていたので。その辺はすごく良かったかなと。実際にボールを選択できて、しっかりストライクを打てて。そういうところは良かったかなと思います」
――チームメートではサイクル安打を達成したのはトラウトだけだ。どういった言葉をかけられたか。
「おめでとうということと『打ったことあるのか』と。『ないよ』と話しました」
――試合中に停電があった。試合に影響はあったか。
「本塁打と二塁打が出てチームが勝ったので。なんとか再試合だけはなしだなと思ってましたけど、結果的にこうやって勝つことができてよかったかなと思います」
――験担ぎのようなものはあったか。
「特にないです。時差があったのであまり寝付けなかったなという印象しかないですけども。確実に寝た方がいいのは確かなので。今日もぐっすり寝るかなと思います」
――左腕ヤーブロウとは昨季も対戦。3打席で無安打だった。試合前の準備は。
「まずは去年のデータと今年のデータを照らし合わせて、良くなっていたり、悪くなっていたり、どちらかわからないですけど、そういった違いを出して、『今はどの球がいいのか』を頭に入れながら、打席にいきました。いつも通りそういった準備はできました」
――1打席目から準備できていた。
「チャンスでしたし、なんとか甘い球を打ちたいなと思っていた。そう思っていたところに甘い球が来て、本塁打にできたのかなと思います」
――5回の三塁打では難しいカーブを打った。待っていた球だったか。
「いつ真っすぐ来るのかな、と待ってましたけど、その中でカーブを拾えるタイミングを取れていたのは良かったかなと思います。狙って三塁打は打てないので、たまたまいいところに飛んでくれたかなと思います」