西武辻監督、1失点完投の高橋光を称賛「らしい投球になってきたね」

西武・辻監督【写真:荒川祐史】
西武・辻監督【写真:荒川祐史】

高橋光は1失点完投で7勝目「後半になっても150キロ近い球速が出ていた」

■西武 11-1 ヤクルト(交流戦・14日・メットライフ)

 西武が14日のヤクルト戦(メットライフ)で11-1と快勝をおさめた。先発の高橋光が1失点完投勝利で7勝目。打線は中村の9号満塁弾など14安打11得点で試合を終始優位に進めた。

 ヤクルト先発のブキャナンから初回に5連打で3点を奪うと、4回には押し出しも絡みさらに4点を追加。この日の11本の安打のうち中村の本塁打を除く10本が単打で、四死球は4つとコツコツとチャンスを作り、最後は中村の自身18本目となるグランドスラムで試合を決めた。「集中力を切らさずに好球必打で、早いカウントから逃さず打ってくれた。打つところは打って、選ぶところは選んで、いい繋がりだった」と辻監督も繋がりに繋がった打線に目を細めた。

 自身5連勝の高橋光については「後半になっても150キロ近い球速が出ていたし、中盤に力まずに投げることができていたのかな。走者を出しても慌てないし、次の打者と勝負をしていた。だいぶらしいピッチングになってきたね」と指揮官も頼もしそうだった。

(安藤かなみ / Kanami Ando)

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