日ハム3連勝で交流戦単独首位! 最下位は3連敗の広島…14日交流戦は?

日本ハム・栗山英樹監督【写真:荒川祐史】
日本ハム・栗山英樹監督【写真:荒川祐史】

G高木京の165戦目で初黒星、楽天は1試合7本塁打、中日柳は9回13K完投勝ち

 日本生命セ・パ交流戦は14日、各地で6試合が行われ、セ・リーグ2勝、パ・リーグ4勝。これで通算成績はパ・リーグの32勝25敗2分けとなった。

 日本ハムは札幌ドームで巨人に5-3で逆転勝ち。引き分けを挟んで3連勝し、リーグ首位、交流戦単独首位に立った。3点を追う6回に渡邉の中犠飛、杉谷の中前適時打で1点差に迫ると、7回には中田の左前適時打で同点。王柏融の右越え3号2ランで勝ち越した。投げては先発の有原が8回7安打3失点でリーグトップ8勝目を挙げた。巨人は中盤まで3点リードしていたが、7回から4番手として救援した高木京が0回2/3で3安打3失点。プロ初黒星を喫し、デビューからの連続試合無敗は「164」で止まった。

 西武はメットライフドームでヤクルトに11-1で大勝。連敗を2で止めた。初回1死から5連打で3点を先制すると、2点差に迫られた4回に打線が爆発。中村の9号満塁弾など打者11人の猛攻で5安打8得点のビッグイニングを作った。投げては高橋光が1失点完投で7勝目を挙げた。ヤクルトは先発のブキャナンが5回12安打11失点と誤算だった。

 楽天は楽天生命パークで広島に11-2で大勝した。初回、茂木の7号先頭打者弾で先制すると、ブラッシュの18号3ラン、ウィーラーの12号ソロで5点を奪った。3点差に迫られた2回には太田の1号ソロ、浅村の15号ソロで加点。4回には浅村の2打席連発となる16号ソロが飛び出した。5回には辰己の2号2ラン。7本塁打11得点の猛攻だった。広島は引き分けを挟んで3連敗となった。先発の床田が1回2/3で6安打7失点と炎上。打線も序盤の大量失点を跳ね返す元気はなく、交流戦最下位だ。

 DeNAはヤフオクドームでソフトバンクに5-4で競り勝ち、ヤフオクドームでは6年ぶりの勝利となった。同点に追いつかれた6回にソトが6号満塁弾。先発の今永は7回途中3失点で7勝目を挙げた。ソフトバンクは1点差に迫ったものの、9回1死二塁であと1本が出なかった。

 オリックスは京セラドームで阪神に6-4で逆転勝ち。2点を追う8回に西野の適時打などで一挙4点を挙げた。4番手のエップラーが来日初勝利。阪神は先発の西が8回に崩れて6敗目。2連敗となった。

 中日はZOZOマリンでロッテに4-1で競り勝った。4回に高橋の適時二塁打で先制。同点の9回にビシエドの適時打、高橋の5号2ランで勝ち越した。投げては先発の柳が9回13奪三振6安打1失点で完投。7勝目を挙げた。ロッテは先発の二木が8回まで1失点と力投したものの、9回に力尽きた。“美爆音”で名を馳せる習志野高の吹奏楽部の応援を受けたが、6安打1点止まりだった。

(Full-Count編集部)

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