鷹、無念の引き分け 延長12回無死満塁の絶好機も生かせず… DeNA山崎、窮地脱す

ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】

延長12回無死満塁も松田宣、上林、高谷が相次いで凡退

■ソフトバンク 2-2 DeNA(交流戦・16日・ヤフオクドーム)

 ソフトバンクは、惜しい引き分けに終わった。16日、本拠地ヤフオクドームで行われたDeNA戦。8回に同点に追いつき、延長12回無死満塁の絶好機を掴んだものの、松田宣、上林、高谷が相次いで凡退し、引き分けに終わった。

 初回にデスパイネの適時打で先制したソフトバンクだったが、二保が2本のソロを浴びて逆転を許した。打線もDeNA先発の上茶谷の前に2回から5イニング連続の3者凡退に封じられるなど苦戦した。それでも、8回に甲斐がソロを放って、試合を再び振り出しに戻し、延長戦に持ち込んだ。

 延長12回、先頭の内川が左前安打、続くデスパイネが右前安打で続くと、代打・塚田は申告敬遠となり、無死満塁の絶好機を掴んだ。だが、松田宣は見逃し三振。上林が一ゴロに倒れると、最後は高谷が粘ったものの、三邪飛。大チャンスを生かせなかった。

  DeNAは4回に宮崎のソロで同点に追いつくと、6回には乙坂のソロ本塁打で勝ち越しに成功。先発の上茶谷は7回まで3安打1失点と好投していたが、8回に甲斐に痛恨の同点ソロを被弾した。その後は決め手なく延長12回へ。6番手の山崎が無死満塁と絶体絶命のピンチを招いたが、松田宣、上林、高谷を何とかねじ伏せて引き分けに持ち込んだ。

(Full-Count編集部)

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