大谷翔平、9回にもヒットで3戦ぶりマルチ 5回には11打席ぶり安打&同点生還
「3番・DH」で5試合連続スタメン出場、初回は四球で3度出塁
■レイズ – エンゼルス(日本時間17日・タンパ)
エンゼルスの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、敵地レイズ戦に「3番・DH」で5試合連続スタメン出場。5回の第3打席で2試合ぶりのヒットを放つと、味方のタイムリーで同点のホームを踏んだ。さらに、第5打席でも快音を響かせ、3試合ぶりのマルチヒットを記録した。
大谷は、父の日のため他の選手と同様に水色の用具を身に着けて出場。初回無死一、二塁では「オープナー」の右腕スタネクから四球を選んで満塁へとチャンスを広げ、続くプホルスの先制犠飛を呼んだ。
しかし、エンゼルスは先発キャニングが2回までに3失点で逆転を許す。大谷はピッチャーが左腕ビークスに代わった3回無死一塁では見逃し三振。1点差となった5回は1死走者なしで3度目の打席へ。フルカウントからビークスの低めへのチェンジアップを捉え、ライト前に運んだ。これが11打席ぶり(2四球含む)の快音。その後、三塁まで進み、フレッチャーの三塁内野安打で同点のホームを踏んだ。それでも、キャニングはその裏にファムにソロ弾を浴び、すぐに勝ち越しを許した。
大谷は7回1死走者なしの第4打席は左腕ポシェの前に空振り三振。エンゼルスは8回に2点を追加され、3点差とされるも、9回にトラウトの2ランで1点差に迫る。続く大谷はピッチャー強襲の内野安打。日本人メジャーリーガーとして初のサイクル安打を達成した13日(同14日)のレイズ戦以来、3試合ぶりのマルチ安打を記録した。
大谷は今季、5月7日(同8日)の敵地タイガース戦で復帰。この試合の前までの成績は、33試合出場で129打数35安打の打率.271、8本塁打、27打点、OPS(出塁率+長打率).831となっている。
(Full-Count編集部)