鷹・松本裕、今季2度目の先発へ 高校通算54本塁打誇るも、投球に集中

ソフトバンク・松本裕樹【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・松本裕樹【写真:藤浦一都】

9日の広島戦は4回途中3失点「良い結果を残したい」

■ヤクルト – ソフトバンク(交流戦・18日・神宮)

 ソフトバンクの松本裕樹投手が、18日に行われるヤクルト戦に先発する。今季初先発となった9日の広島戦では4回に突然制球を乱したが、今季2度目の登板でその雪辱を果たしたいところだ。

 松本は4回途中3失点だった前回登板を「自分の中でズレが出て修正ができなかった」と振り返る。中8日という時間をもらい「良い時の状態に戻してそれを維持できるようにフォームを修正した」と修正に努めてきた。

 ヤクルト打線について「上位に良い打者が揃っている」と警戒を強めながらも「チームのためにというよりも、まずは自分のために良い結果を残したい」とローテ生き残りをかけてぶつかっていくつもりだ。

 17日は東京への移動を前に、ヤフオクドームで練習。先発投手陣が打撃練習を行ったが、高校通算54本塁打の実績を誇る松本裕は軽めの打撃に終始した。「明日登板なので今日は気合いは入れてないです」と、あくまでも投手としての結果にこだわる姿勢だ。

 守護神の森唯斗を欠く中で6連戦の初戦を任された。少しでもブルペンの負担を減らしたいところではあるが、「どこまでというのは自分が決めることじゃないので、自分のピッチングで少しでも長く」と、まずは初回から自分らしさを出していくことを考えてマウンドに上がる。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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