鷹が交流戦首位を死守、西武は中日に大勝 巨人がセ首位に浮上…18日の交流戦は?

巨人・原監督【写真:Getty Images】
巨人・原監督【写真:Getty Images】

広島は延長11回に4点を失って競り負け、セ首位から陥落

「日本生命セパ交流戦」は18日、セ・リーグ主催で6試合が行われ、ソフトバンク、巨人、西武、ロッテ、DeNA、楽天が勝利した。この日はパ・リーグが4勝2敗で、対戦成績はパ・リーグの40勝32敗4分となった。

 ソフトバンクは敵地・神宮球場でヤクルトに6-4で勝利し、交流戦首位の座を守った。2回に松田宣のソロで先制すると、4回には松田宣の2打席連発となる2ラン、先発の松本裕のスクイズで3点を追加。6回にはグラシアル、7回には代打・塚田がソロを放って加点した。先発の松本裕は6回5安打3失点で今季初勝利。9回に反撃にあったものの、最後は嘉弥真が締めて初セーブをマークした。ヤクルトは先発の原が6回途中5失点で7敗目を喫した。

 交流戦2位でソフトバンクを追う巨人は本拠地東京ドームでオリックスに4-3で競り勝ち。丸、岡本の本塁打で3点を先行したが、2点リードの8回にマシソンが負傷により緊急降板。スクランブル登板となった高木、田原が同点とされたが、その裏、代打・陽岱鋼が勝ち越し打を放ち、決勝打となった。オリックスは先発の山本が6回8安打3失点。巨人はセ・リーグ首位に浮上した。

 西武は敵地ナゴヤドームで中日に16-2と大勝。3回に山川の10試合ぶりの26号ソロなどで4点を先制すると、5回にも外崎のソロなどで4点を追加した。7回には打者一巡の猛攻で大量8得点。18安打で今季最多タイの16点を奪った。先発の今井は6回5安打2失点で5勝目。中日は先発の阿知羅が5回途中8失点、3番手の伊藤準も8失点し、今季ワースト16失点で大敗した。

 ロッテは敵地マツダスタジアムで広島と戦い、延長戦の末に6-4と競り勝った。1点ビハインドの7回、中村奨の適時打で同点に追いつき、試合は延長に突入。11回、先頭の藤岡が二塁打で出塁すると、代打・清田が左前適時打を放ちこれが決勝打。さらに鈴木、代打・高濱にも適時二塁打が飛び出してこの回4点を奪った。広島は6番手の中崎がつかまり敗戦。打線も10安打で2点に終わり、リーグ首位から陥落した。

 DeNAは本拠地・横浜スタジアムで日本ハムに3-0と零封勝ち。4回にソトのソロで先制すると、7回に大和の2点適時二塁打で貴重な追加点を奪った。先発の平良は7回途中まで3安打無失点の好投。エスコバー、パットン、山崎のリレーで逃げ切った。日本ハムは先発の上沢が6回、ソトの強烈なライナーが左膝を直撃して降板。2番手公文が2点を失ったのが痛かった。

 楽天は岡山・倉敷で行われた阪神戦に5-3で勝利した。追いつ追われつの一戦は同点で迎えた8回、ウィーラーの右犠飛で勝ち越しに成功。続く辰己にも適時打が飛び出して阪神を退けた。阪神は初回マルテの適時打で先制に成功。3回には近本がソロを放つなど序盤はリードを奪ったが、先発のメッセンジャー、2番手の守屋が踏ん張れなかった。

(Full-Count編集部)

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