大谷翔平、今季14度目マルチ安打! 第4打席で快足飛ばし左前二塁打

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

第2打席では快足生かして7打席ぶり安打となる内野安打

■ブルージェイズ – エンゼルス(日本時間20日・トロント)

 エンゼルスの大谷翔平投手が19日(日本時間20日)、敵地ブルージェイズ戦に「3番・DH」で8戦連続でスタメン出場し、今季14度目となるマルチ安打をマークした。6回の第4打席で左翼線へのヒットを放つと、快足を武器に一気に二塁を陥れた。

 この日、ブルージェイズの先発は2016年に15勝2敗、防御率3.00の好成績をマークし最優秀防御率と最高勝率のタイトルを獲得したアーロン・サンチェス投手。初回の第1打席は一ゴロに倒れた大谷だったが、トラウトの2ランの直後に立った2回の第2打席では一塁への内野安打。高いバウンドのゴロを快足を飛ばして安打として2試合、7打席ぶりの安打となった。

 4回の第3打席はサンチェスの前に左飛に倒れた大谷。3打数1安打で迎えた6回の第4打席では2番手のシェイファーから快音を響かせて、この日2本目の安打を放った。外角のスライダーを捉えると、打球は左翼線へ。俊足を生かして二塁打とし、2試合ぶり、今季14度目のマルチ安打とした。

 右肘のトミー・ジョン手術から5月7日(同8日)の敵地タイガース戦で戦列に復帰した大谷。6月に入って状態を上げ、13日(同14日)には日本人初のサイクル安打を達成して歴史に名を残す大活躍を見せた。

 16日(同17日)のレイズ戦でマルチ安打を記録すると、17日(同18日)のブルージェイズ戦では4試合ぶりの一発を放つなど2戦連続マルチ安打を放った。18日(同19日)の同戦は3試合ぶりのノーヒットに終わり、今季の成績を142打数39安打9本塁打30打点、打率.275としていた。

(Full-Count編集部)

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