西武が4連勝 山川27号&ニール2か月半ぶり2勝目 中日は交流戦2度目の3連敗

西武・山川穂高【写真:福谷祐介】
西武・山川穂高【写真:福谷祐介】

中日先発の山井は6回途中2失点と粘投も、打線の援護なし

■西武 2-1 中日(交流戦・20日・ナゴヤドーム)

 西武が交流戦初のカード3連勝を飾った。20日、敵地ナゴヤドームでの中日戦。2回に山川の27号ソロなどで2点を奪うと、先発のニールが5回1失点の好投。リリーフ陣も無失点リレーで逃げ切った。

 2回先頭で打席に立った山川。中日先発の山井が投じたカーブを捉え、打球を左翼スタンドに運んだ。キング争いを独走する27号ソロ。主砲の一発で先制点を奪うと、さらに森、中村の連打でチャンスを作り、木村の内野ゴロの間に2点目を奪った。

 この2点を投手陣が守り抜いた。先発のニールは2回以降毎回走者を背負いながらも要所を締めるピッチング。5回まで投げ、中日打線を4安打1失点に封じ、4月2日のロッテ戦以来、約2か月半ぶりの白星で2勝目とした。6回以降はマーティン、平井、増田のリレーで1点のリードを守り抜いた。

 中日は交流戦2度目の同一カード3連敗。先発のベテラン山井が6回途中2失点と粘投。リリーフ陣も無失点で繋いでいったが、打線が元気なし。4回に高橋の併殺打の間に奪った1点のみに終わり、投打の歯車が噛み合わなかった。

(Full-Count編集部)

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