中日、カード3連敗で交流戦負け越し決定 与田監督「やるべきことをやるだけ」

中日・与田剛監督【写真:荒川祐史】
中日・与田剛監督【写真:荒川祐史】

先発山井が6回途中2失点と粘投も、打線が1点止まりと援護出来ず

■西武 2-1 中日(交流戦・20日・ナゴヤドーム)

 中日は3連敗で交流戦の負け越しが決まった。20日、本拠地ナゴヤドームでの西武戦。先発の山井が6回途中2失点と好投したが、打線が反撃できず。交流戦10敗目、借金は今季ワーストの11となり、試合後、与田剛監督は「1つずつ負けたら、明日勝つ、勝ったら明日も勝つ、先の展望をしても仕方ないので、やるべきことをやるだけ」と語った。

 先発した山井は2回、山川に27号ソロを浴びて先制を許し、さらに連打と内野ゴロの間に2点目を失った。それでも、3回以降は粘りの投球でゼロを並べた。6回途中7安打2失点。指揮官も「よく投げた。点を取られた後、リズムを引き寄せようというピッチングが見られた」とベテランの投球を評価した。

 6回1死一、二塁で登板した2番手の福が2者連続三振で窮地を脱し、祖父江、ロドリゲスも無失点で繋いだ。それでも、打線が6安打1得点。2回にはエンドランを仕掛けたものの、高橋の打球は二塁手の正面を突くライナー。最悪の併殺に終わり、得点は4回に併殺打の間に奪った1点のみに終わった。

 打線が繋がらない状況の中で、与田監督は「なかなか点が取れない中で動かしていくことは必要。これからもやるべきことをやっていく」と語っていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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