中日、連敗止める　柳が単独トップ8勝目＆高橋決勝3ラン　日ハム有原が3敗目

中日主将の高橋は初回、有原から先制の6号3ラン放つ

■中日 4-2 日本ハム（交流戦・21日・ナゴヤドーム）

　中日が連敗を3で止めた。21日、本拠地ナゴヤドームでの日本ハム戦。初回、高橋の3ランで先制に成功すると、先発の柳が7回6安打1失点の好投でハーラー単独トップの8勝目をマークした。

　強烈な先制パンチが試合を決めた。初回、2死から大島が右前安打で出塁。ビシエドの死球で一、二塁と打席に立った主将・高橋が快音を響かせた。日本ハム先発の有原が投じたカットボールを捉えた打球は右翼スタンドへ。先制の3ランになった。6回にはビシエドが10号ソロを放って、リードを広げた。

　先発の柳は日本ハム打線に、内野ゴロの間の1点しか与えず。3者凡退は6回の1イニングだけ。毎回のように走者を背負う投球だったが、粘り強く投げて7回6安打1失点にまとめ、ハーラー単独トップに立つ8勝目をマークした。8回からはロドリゲス、マルティネスのリレーで逃げ切った。

　日本ハムは先発の有原が出鼻をくじかれた。初回に高橋の3ランで3点を先行された。その後はリズム良く投げていたものの、6回にビシエドに手痛いソロを浴びた。右腕は6回を投げてわずか65球。6安打4失点で降板となり、今季3敗目。打線も中日先発の柳の前にチャンスを作るものの、あと1本がなかなか出なかった。

（福谷佑介 / Yusuke Fukutani）