中日、交流戦3連勝締め! ドラ1右腕にプロの洗礼、ロメロは5勝目 吉田輝プロ初初黒星

中日・与田剛監督【写真:荒川祐史】
中日・与田剛監督【写真:荒川祐史】

日本ハムは交流戦後半3カードで2勝7敗と失速

■中日 8-4 日本ハム(交流戦・23日・ナゴヤドーム)

 中日が3連勝で交流戦を締めくくった。23日、本拠地ナゴヤドームでの日本ハム戦。日本ハム先発のドラフト1位ルーキー吉田輝にプロの洗礼を浴びせ、3回までに6安打5得点で右腕をKOし、2試合連続2桁安打となる12安打で8得点。先発のロメロは6回4安打3失点の力投で、今季5勝目をマークした。

 初回、中田の2ランで先制を許した中日だったが、打線がドラ1右腕を攻略した。先頭の平田が右翼線への二塁打で出塁し、京田も左前安打。大島の四球で、いきなり無死満塁とすると、ビシエドは右翼線への2点適時二塁打。続く高橋は右翼への犠飛を放って、この回3点を奪って逆転に成功した。

 3回には大島が左前安打、高橋が右中間を破る適時二塁打を放ち追加点。さらに2死三塁で阿部も中前へと落ちる適時打で続き、この回2点目を奪った。吉田輝を3回でノックアウトすると、5回にも加点してリードを広げて試合を優位に進め、8回の2得点でトドメを刺した。

 先発のロメロは初回、中田に先制2ランを許したが、打線の援護もあって、6回4安打3失点で5勝目をマークした。7回からはリリーフ陣が繋いでリードを守った。中日は交流戦初の同一カード3連勝。8勝10敗で交流戦を終えた。

 日本ハムは同一カード3連敗で交流戦が終了。先発のドラフト1位ルーキー吉田輝が3回6安打5失点でノックアウトされてプロ初黒星。打線も初回に中田の2ランで先制に成功したものの、その後はジワジワtろリードを広げられ、反撃も及ばなかった。交流戦は8勝9敗1分と、1つの負け越しに終わった。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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