大谷翔平、今季代打初安打で追加点を演出 エ軍逃げ切り勝ち、連敗3でストップ

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

6回1死一、二塁で169キロ右前打 プホルスは凱旋試合でマルチ安打

■エンゼルス 6-4 カージナルス(日本時間24日・セントルイス)

 エンゼルスの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、敵地・カージナルス戦の6回に代打で出場。右前打を放ち、4試合ぶり安打をマークした。代打では今季5打席目で初安打となった。チームは6-4で逃げ切り勝ちし、連敗を3で止めた。

 1点リードの6回1死一、二塁。投手のスカッグスの代打で登場した。初球のツーシームはファウルとし、2球目の高めに浮いたチェンジアップを右前へ打ち返した。打球速度105マイル(約169キロ)の弾丸ライナーで同満塁に好機を広げ、続くラステラの中前適時打を呼び込んだ。今季は41試合出場し、打率.276、9本塁打、30打点、3盗塁。代打では4打数1安打、1四球とした。

 21日からの3連戦で8年ぶりに古巣の本拠地ブッシュ・スタジアムに凱旋したプホルスは「5番・一塁」で先発出場。3回の第2打席、7回の第4打席で左前打を放ち、10試合ぶりのマルチ安打をマークした。毎打席ごとに地元ファン総立ちのスタンディング・オーベーション。9回の第5打席では一飛に倒れたが、大歓声は鳴り止まずに異例のカーテンコールに応える場面もあった。

 チームは2点リードの9回にフレッチャーの2点打などで4点を奪った。9回に4点を失ったものの、15安打6得点で逃げ切り勝ちした。元巨人でカージナルス先発のマイコラスは5回7安打1失点で8敗目を喫した。

(Full-Count編集部)

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