“新速球王”ヒックス、トミー・ジョン手術の可能性…MLB公式伝える

カージナルスのジョーダン・ヒックス【写真:Getty Images】
カージナルスのジョーダン・ヒックス【写真:Getty Images】

23日の本拠地エンゼルス戦で緊急降板、当初は軽症と伝えられるも…

 カージナルスは24日(日本時間25日)、ジョーダン・ヒックス投手がMRI検査を受け、右肘の内側側副靭帯の損傷が見つかったと発表した。今季メジャー最速104.3マイル(約167.7キロ)をマークした剛腕について、MLB公式サイトは右肘内側側副靭帯の再建術(トミー・ジョン手術)につながる可能性を示唆している。

 ヒックスは22日(同23日)の本拠地エンゼルス戦で2点リードの8回途中から救援。セーブ機会だったが、9回2死で降板していた。当初は軽症が伝えられていたが、重症だったようだ。患部の損傷程度などは明らかになっていないが、MLB公式は「次のステップを検討している。しかし、こうした怪我はシーズン絶望となるトミー・ジョン手術につながることが多い」と伝えている。今季は29試合登板し、2勝2敗14セーブ、防御率3.14。

(Full-Count編集部)

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