「大谷翔平を本塁打競争に招待するべき」―米複数メディアがMLB機構へ“推薦”

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

米テレビ局「CBSスポーツ」、米ヤフースポーツが大谷翔平の本塁打競争出場を後押し

 エンゼルス・大谷翔平投手は日本人初のホームランダービーに出場するのだろうか。昨年10月1日に右肘内側側副靭帯の再建術(トミー・ジョン手術)を受け、術後7か月後となった5月7日の敵地タイガース戦で打者復帰。今季はここまで打率.276、9本塁打、30打点となっているが、米メディア間では徐々に機運が高まっているようだ。

 大谷は23日(同24日)に本塁打競争出場への意欲を見せたことを受け、米テレビ局「CBSスポーツ」は「エンゼルスのショウヘイ・オオタニが2019年MLBホームランダービーに参加したいと語る」との記事を掲載。「今季は投げられないが、それでも打者として成功している」として、本塁打競争の出場を推している。

「目を見張るほどの成績ではないが、彼の知名度も考えれば招待されるべきである。実際、オオタニの成績はブラッディーJr.(48試合で7本塁打)よりも説得力があり、国際的なアピールにもなるだろう」

「MLBにとって悩むようなことではないと考えられるため、招待は不可避のように思える。球界で最も才能と魅力のある選手の1人を参加させるチャンスがあるのであれば、見逃すべきではない」

 米ヤフースポーツは「ショウヘイ・オオタニはホームランダービー参加に前向きだが、まだ招待されていない」と伝えた。同メディアは「オオタニを招待することは悩むことではない。凄まじいパワーを持っていて、打撃練習での本塁打は伝説的であり、そして大変有名でもある。アメリカのほとんどの野球ファンが彼のことを知っているが、日本では大スターである」とスター性も評価。続けて「今季の成績は別次元のものではない。成績がどのようであれ、彼がかっ飛ばせることは分かっている。それが正にホームランダービーの参加者に見せてほしいものであるため、今すぐ彼を招待したらどうだろうか?」と、MLB機構に本塁打競争の招待状を出すことを促している。

 この日、エンゼルスの試合はなく、25日(同26日)から本拠地レッズ戦から13連戦。ホームランダービーはその連戦の翌8日にクリーブランドで行われる。大谷が日本人初の本塁打競争へ出場するのか注目だ。

(Full-Count編集部)

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