大谷翔平、3番先発で2年連続2桁弾なるか 打者専念論“再燃”には「光栄」

試合前、ブルペンでの投球を行ったエンゼルス・大谷翔平【写真:盆子原浩二】
試合前、ブルペンでの投球を行ったエンゼルス・大谷翔平【写真:盆子原浩二】

レッズ先発は通算69勝右腕ロアーク 試合前に297日ぶりにブルペン44球

■エンゼルス – レッズ(日本時間27日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日、試合開始9時7分)、本拠地のレッズ戦で「3番・指名打者」で2試合連続先発出場する。8試合ぶりの一発、2年連続の2桁本塁打の到達に期待がかかる。

 大谷は25日の同カードで「3番・DH」で5試合ぶりに先発出場。第3打席で2試合連続安打となる左前打を放つと、第4打席では二塁走者が一気に生還する珍しい左犠飛。3打数1安打1打点だった。

 レッズは32歳右腕タナー・ロアークが先発する。今季は15試合登板し、5勝6敗、防御率3.47。ナショナルズ時代の14、16、17年に2桁勝利を挙げるなど通算69勝60敗、防御率3.58だ。

 試合前練習は昨年9月2日のアストロズ戦以来297日ぶりにブルペン入り。来季の二刀流復活へ、捕手を座らせて10球を投じるなど計44球を投げた。試合前の打撃練習は33スイングで4本の柵越えをマークした。米メディアから打者専念論が再燃していることについては、「それは1つの意見として光栄なことじゃないかなと。打撃の方を評価してもらえるのはいいことかなと思います」と話した。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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