「これ流行り?」まさかの2日連続“珍犠飛” 今度は中飛で二塁走者生還

レンジャーズのウィリー・カルフーン(右)【写真:AP】
レンジャーズのウィリー・カルフーン(右)【写真:AP】

レンジャーズのカルフーンが中飛で一気に二塁から本塁へ生還

■レンジャーズ 4-1 タイガース(日本時間27日・デトロイト)

 25日(日本時間26日)に行われた本拠地レッズ戦で起きた珍しい“犠飛”。7回1死二塁でエンゼルスの大谷翔平投手が放った打球は左翼フェンス際への大きな飛球となった。

 二塁走者のウィルフレッド・トーバー内野手は、捕球した左翼手がアウトカウントを勘違いしたのか、捕球後に集中を切らして下を向いたのを見逃さなかった。一気に三塁を蹴って本塁へと突入。一気に生還し、1死二塁での左飛を犠飛へと変えてしまった。

 この珍しい犠飛とトーバーの“神走塁”に米メディアも大きく注目したのだが、なんとMLBで2日続けて、走者二塁からの“犠飛”が生まれ、驚きを呼んでいる。

 26日(日本時間27日)にデトロイトで行われたタイガース対レンジャーズの一戦だった。3回、レンジャーズは無死二塁とし、打席にはロナルド・グズマンが立った。放った打球は中堅後方を襲う大きな飛球となった。

 タイガースの中堅ジャコビー・ジョーンズは懸命に背走してこの打球をキャッチ。だが、勢い余って中堅フェンスに激突。体勢を崩した。これを見逃さなかったのが、二塁走者のウィリー・カルフーン。タッチアップでスタートを切ると、最初から全速力。一気に三塁を蹴って本塁へと突入した。

 ジョーンズは懸命に中継に入った遊撃のグッドラムへと送球し、グッドラムも懸命に本塁へと送球したが、カルフーンの足が勝り、ヘッドスライディングで本塁を陥れた。この2日連続の“珍犠飛”にMLB公式インスタグラムも注目。「別の日、また犠牲フライで二塁から生還」として動画を公開すると、ファンからも驚きのコメントが並んだ。

「毎日見られるものではない」

「ワォ、まただ」

「これが流行り?」

「仕方ないよ。この男は俊足だ」

「良い捕球と、それ以上に良い走塁」

「クール」

「真似だ」

「良い捕球だった。どうしようもないよ」

「スライディングが最高の部分」

 この日の犠飛は、中堅手もフェンスに激突しながらのキャッチで懸命のプレーだっただけに、責められないもの。外野手の体勢が崩れたのを見逃さなかったカルフーンの好走塁だった。

【動画】まさかの2日連続“珍犠飛”に思わず「これ流行り?」 レ軍のカルフーンが中飛で本塁生還を果たし米ファンから驚きの声

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