大谷翔平、デビューから2年連続2桁アーチはエ軍史上5人目 米メディア賛辞「仲間入りを果たした」

2年連続2桁本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
2年連続2桁本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

松井稼頭央に並び、日本人歴代7位タイのメジャー32本塁打

■エンゼルス 8-3 アスレチックス(日本時間28日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、本拠地でのアスレチックス戦で9試合ぶりのアーチを放った。「3番・DH」で3試合連続スタメン出場し、3回の第2打席で2年連続2桁本塁打の10号2ラン。内角低めの難しいボールを中堅左のスタンドまで放り込む衝撃の一発とした。

 初回の第1打席は右腕アンダーソンの前に見逃し三振に倒れた大谷。3回1死一塁で迎えた第2打席に1発は飛び出した。1ボール1ストライクからの3球目。右腕アンダーソンが投じた内角低めの難しいボールを捉えると、打球は中堅の頭上を超えてスタンドへと飛び込んだ。

 出場9試合ぶりの一発で2年連続2桁本塁打とした大谷。この一発で火がついたエンゼルス打線はこの回一挙に5得点。リードを広げると、先発全員安打となる12安打で8点を奪って4連勝を飾った。大谷は4打数1安打1本塁打2打点、3三振だった。

 1点リードの場面からリードを2点に広げ、味方打線に火をつけた大谷の一撃を米メディアも称賛。MLB公式サイトは「これが(本来の戦力が)勢ぞろいのヘイローズラインナップに出来ること」と題し、シモンズも復帰したエンゼルス打線に着目する中で「3回に5得点した中で、オオタニのホームランがキャニングの好投を援護する」と伝えた。

 またAP通信は「オオタニは、エンゼルスの歴史において、キャリア最初の2シーズンでそれぞれ10ホームラン以上を放った5人目の選手となった。彼はCJ・クロン、マイク・ナポリ、ウォーリー・ジョイナー、そしてリー・トーマスらの仲間入りを果たした」とレポート。また、メジャー通算32本目の本塁打となり、松井稼頭央(現西武2軍監督)に並び日本人7位となった。

(Full-Count編集部=AP)

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