大谷翔平、第2打席で5戦連続安打! ノーヒッターから快音、右手1本で約164キロ右前打

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

6月絶好調、月間28安打となり自己最多を更新

■エンゼルス – アスレチックス(日本時間29日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、本拠地アスレチックス戦に「3番・DH」で4試合連続でスタメン出場し、4回の第2打席に5試合連続安打となる右前安打を放った。前日27日(同28日)の試合で2年連続2桁本塁打に乗せる10号2ランを放つなど、6月は好調を維持し、月間28安打は自己最多となった。

 この日のアスレチックスの先発はマイク・ファイアーズ投手。5月7日(同8日)のレッズ戦で2度目のノーヒットノーランを達成し、メジャー通算61勝を誇る右腕だ。大谷自身は通算5打数3安打の打率.600と得意としていた。初回1死一塁で迎えた第1打席は左直に倒れた大谷だったが、5点ビハインドの4回先頭で迎えた第2打席に快音を響かせた。

 2ストライクからの3球目、右腕のフォークに体勢を崩されながら、右手1本で右前へと運ぶ技ありの一打。右手一本でフォロースルーとなった打球でも打球速度は102マイル(約164.1キロ)の弾丸打球で5試合連続安打とした。

 6月に入って好調を維持している大谷。13日(同14日)の敵地レイズ戦で日本人初となるサイクル安打を達成。26日(同27日)のレッズ戦では3打数3安打で今季4度目の猛打賞を記録し、27日(同28日)の本塁打で自己最多タイとなる月間7発目。日本人5人目となる2年連続2桁本塁打を達成し、前日まで6月は打率.329、7本塁打20打点と好成績をマークしていた。

 今季はここまで162打数47安打10本塁打で打率.290。この安打で164打数48安打、10本塁打で打率は.292となった。

(Full-Count編集部)

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