田中将大、歴史的一戦は2/3回6失点KO 両投手苦しむも「何も言い訳することない」

「ロンドンシリーズ」でレッドソックス戦に先発登板したヤンキース・田中将大【写真:AP】
「ロンドンシリーズ」でレッドソックス戦に先発登板したヤンキース・田中将大【写真:AP】

Rソックスの先発ポーセロも1/3回6失点KOと両チームの投手陣が苦しむ

■ヤンキース 17-13 Rソックス(日本時間30日・ロンドン)

 ヤンキースの田中将大投手は29日(日本時間30日)、英国ロンドンで行われたレッドソックス戦に先発。MLBの長い歴史の中でも史上初の欧州開催という歴史的一戦は渡米後最短の2/3回、4安打2四球6失点(1被弾)でKOされた。チームは17-13で勝利し4連勝。試合後は「何も言い訳することない」と語った。地元放送局「YESネットワーク」が伝えている。

 両先発投手が初回から苦しんだ。先にマウンドに上がった相手先発のポーセロは1/3回、5安打6失点でKO。大量援護をもらった田中だったが、いつもとは違う球場、雰囲気の中で本来の投球を見せることはできなかった。

 先頭ベッツに左前打を浴びると、ディバースには適時二塁打を許し1点を失う。ボガーツ、マルティネスには連続四球で無死満塁。ベニンテンディは右飛に仕留めたものの、バスケスに犠飛、ホルトには右前適時打を浴び2点を追加されると、チャビスにはスライダーをバックスクリーンに運ばれて3ランを被弾し同点に追いつかれ降板となった

 MLB史上初の欧州開催という歴史的一戦。終わってみれば計37安打、6本塁打が飛び交う打撃戦。初めて投げるマウンドで田中だけでなく両チームの投手陣が苦しんだ結果となった。

 自身最短KOとなった田中は試合後のインタビューに応じ「何も言い訳することない。単純に自分のボールを打たれてしまったことが要因。自分より相手に上回られた」とコメント。メカニック以外で特別な影響があったかを問われても「そこに関しては全然なかった」と、言い訳することはなかった。

(Full-Count編集部)

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