オリK-鈴木、今季最短3回1/3、4失点で降板 「テンポの悪いピッチングに」

2勝目を目指しマウンドに上がったが3回1/3、5安打4失点で降板

■西武 – オリックス(30日・メットライフ)

 オリックスのK-鈴木投手が30日の西武戦(メットライフ)で今季最短3回1/3、5安打4失点でマウンドを降りた。

 5月18日の西武戦(京セラ)でプロ初勝利を挙げてK-鈴木。この日は2勝目をかけた先発マウンドとなったが、立ち上がりから不安定な投球となってしまった。

 初回、先頭の秋山に左前安打を浴びるなどいきなり2死満塁のピンチを背負った。この回は無失点で切り抜けたものの、味方が2点を先制した直後の3回には外崎のタイムリーと源田のホームスチールで同点に追いつかれた。

 さらに4回には先頭の愛斗にストレートの四球を与えるなど復調の兆しが見えず、西村監督はたまらず2番手の山崎福にスイッチ。山崎福は1死一、二塁の場面で源田にタイムリー二塁打、外崎に右犠飛を許し2点を失い、K-鈴木の失点は4となった。

 今季最短での降板となったK-鈴木は「調子自体は悪くなかったと思いますが、ボール球が多く、テンポの悪いピッチングになってしまいました。点を取った直後のイニングに失点してしまったこともそうですし、先発投手として長いイニングを投げることができず、申し訳ないです」とコメントした。

(安藤かなみ / Kanami Ando)

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