大谷翔平、二刀流復活に向け2度目のブルペン入り 「入れたことが良かった」

今季2度目となるブルペン投球を行ったエンゼルス・大谷翔平【写真:盆子原浩二】
今季2度目となるブルペン投球を行ったエンゼルス・大谷翔平【写真:盆子原浩二】

30日のアスレチックス戦前に今季2度目のブルペン入りで計37球を投げ込む

■アスレチックス 4-0 エンゼルス(日本時間30日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)の本拠地アスレチックス戦で「3番・DH」で5試合連続スタメン出場。4打数無安打で6試合ぶりのノーヒットに終わった。試合前には昨年10月の右肘手術後、2度目となるブルペン入りし計37球を投げ込んだ。

 この日は6試合ぶりのノーヒットで打率.294となった大谷。今季は打者1本に専念し主軸として活躍しているが、来季の投手復帰に向けても順調に調整を進めている。

 試合前にはまずグラウンドで105フィート(約32メートル)まで距離を伸ばしキャッチボールを50球。そしてその後はブルペンに入り捕手を立たせ21球、座らせて10球、クールダウンで6球の計37球を投げ込んだ。

 術後初となった26日(同27日)のブルペン入りから中2日。「投手・大谷」復帰に向け順調にリハビリを続けているが「(ブルペンに)入れたことが良かった。入ってゲームに出てというのが良かった」と試合後に収穫を口にした。

 メジャー挑戦1年目に二刀流を実現させた昨季との違いについては「全力で投げてないので、そこはまた違うような感じかなと思いますが、そんなに大きな違いはなかったと思います」と、それほど違和感を感じていない様子だった。

 2020年は再び投打の二刀流として復活するのか。打撃以外にも今後の大谷に注目が集まる。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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