ロッテ井口監督、微妙な判定でサヨナラ負け 「どちらでもいいタイミングだった」

ロッテ・井口資仁監督【写真:荒川祐史】
ロッテ・井口資仁監督【写真:荒川祐史】

延長10回1死満塁の場面で大城の遊ゴロで三走・安達が生還、リクエストも判定覆らず

■オリックス 6-5 ロッテ(2日・京セラドーム)

 ロッテは2日、敵地・京セラドームで行われたオリックス戦を5-6でサヨナラ負け。一時は勝ち越しに成功したもの、8回に再び追いつかれると延長10回、一死満塁から内野ゴロで本塁突入を許し、サヨナラ負けを喫した。

 ロッテは2点を追う7回。先頭打者レアードの22号ソロで1点差に詰め寄ると。その後、清田、井上が連続四球を選び無死一、二塁の好機を作る。ここで藤岡の犠打をマレーロが一塁へまさかの悪送球。清田が生還し同点に追いつくと2死二、三塁から荻野の適時内野安打で勝ち越しに成功した。

 しかし8回、4番手・酒居がマレーロに同点ソロを浴び試合は振り出しへ。延長10回、7番手の田中が一死満塁のピンチを招くと大城の遊ゴロで三走・安達が本塁へ。微妙なタイミングに井口監督がビデオ判定を依頼したものの判定は覆らず、勝敗は決した。

 試合後「(最後は)どちらでもいいタイミングだった」と、判定結果を受け止めていた井口監督だが、「2アウトからの四球やエラーとかで点の取られ方が良くなかった」と、序盤の失点の仕方に苦言を呈していた。

(岩国誠 / Makoto Iwakuni)

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