元燕のダ軍監督、5者連続四球でサヨナラ負けに「この試合から学ぶ必要が…」

7ホールド目を挙げたDバックス・平野佳寿【写真:Getty Images】
7ホールド目を挙げたDバックス・平野佳寿【写真:Getty Images】

1点リードの9回2死から5者連続四球で逆転サヨナラ負け

■ドジャース 5-4 Dバックス(日本時間3日・ロサンゼルス)

 ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手は2日(日本時間3日)、敵地・ドジャース戦の8回から5番手として救援。1イニングを2奪三振、1安打無失点に封じた。2試合ぶりの無失点で、7ホールド目がついた。チームは1点リードの9回2死から5者連続四球でサヨナラ負け。2000年にヤクルトでプレーしたトーリ・ロブロ監督は「彼ら(8回までの救援陣)は重要な場面できっちり仕事をしてくれたことを、私は本当に誇りに思っている。ヨシ(平野)は重要な三振を奪い、好打者を打ち取ってくれた。我々は良いプレーをした」と右腕を称えた。

 平野は1点リードの8回からマウンドへ。1死からベリンジャーに中堅へ二塁打を浴びたが、マンシーを91.4マイル(約147.1キロ)のフォーシームで、ヘルナンデスを低めに落ちるスプリットで2者連続三振に仕留めた。「ゼロに抑えることだけなので良かったです。しっかりコースを狙って投げていこうと」と平野。防御率4.31とした。

 守護神のホランドが1点リードの9回2死から4者連続四球で同点。慌てて救援した7番手左腕・マクファーランドがベリンジャーにサヨナラ押し出し四球を与えた。ロブロ監督は「我々が目指す場所にたどり着くために、このような試合に勝っていかなければならない。大事な時に(求められる)投球ができていなかった。我々は今日の試合から学んでいく必要がある」と必死に前を向いていた。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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