スカッグス投手急死の翌日の試合、エ軍が2点差追いつく ベンチの大谷も笑顔
全員が「45」のワッペンを左胸につけて出場、5回にルクロイの2点打で同点に
■レンジャーズ – エンゼルス(日本時間3日・アーリントン)
エンゼルスは2日(日本時間3日)、タイラー・スカッグス投手が急死した悲劇から一夜明けて敵地レンジャーズ戦に臨み、5回に2点差を追いついた。スタメンから外れた大谷翔平投手もダグアウトで笑顔を浮かべた。
試合前に黙祷が捧げられ、エンゼルスの選手全員が胸にスカッグス投手の背番号である「45」のワッペンをつけて臨んだ一戦。エンゼルスは初回にチャンスを作り、プホルスの遊ゴロの間に1点を先制した。
しかし、その裏に先発スアレスが犠飛で同点とされ、3回にはデシールズにソロ被弾。さらに重盗で本盗を許し、3点目を奪われた。
2点ビハインドで迎えた5回、エンゼルスはフレッチャーとアップトンの四球、プホルスのヒットで1死満塁の好機を作ると、ラステラは三邪飛に倒れたものの、ルクロイが右翼へ2点タイムリー。同点に追いついた。ベンチでは大谷も笑顔で得点を喜んだ。続くカルフーンが四球で2死満塁としたが、レンヒーフォは遊ゴロで勝ち越しはならなかった。
スカッグス投手は1日の(同2日)に遠征先のテキサスのホテルで急死。27歳だった。同日の午後7時5分に試合開始予定だった試合は中止となったが、一夜明けたこの日は試合が行われた。
(Full-Count編集部)