親友の死を悼み…ナ軍左腕がスカッグス背番号45を背負って投球「一番の友達」

本拠地でのマーリンズ戦に先発登板しているナショナルズのパトリック・コービン【写真:Getty Images】
本拠地でのマーリンズ戦に先発登板しているナショナルズのパトリック・コービン【写真:Getty Images】

背番号45スカッグスと同期入団で共に10年にDバックス移籍、12年にメジャーデビュー

■ナショナルズ – マーリンズ(日本時間3日・ワシントン)

 ナショナルズのパトリック・コービン投手は2日(日本時間3日)、本拠地のマーリンズ戦で先発。ダイヤモンドバックス時代の12年から背番号46を付けているが、1日(日本時間2日)に遠征先のテキサス州のホテルで急逝したエンゼルスのタイラー・スカッグス投手を悼み、同投手が生前に付けていた背番号45を着用して登板した。

 コービンは2009年ドラフト2巡目(全体80位)でエンゼルス入り。同年ドラフト1巡目(全体40位)指名だったスカッグスらと共に10年7月にダイヤモンドバックスへトレード移籍し、両投手ともに12年にメジャーデビューしていた。

 スカッグスは13年オフにトレードでエンゼルスに復帰。違うチームで戦うこととなったが、左腕にとっては特別な存在のようだ。この日の登板前にはマウンド後ろに「45」と左手人差し指で書いてから投球した。MLB公式サイトのナショナルズ番、ジャマール・コリアー記者はデーブ・マルティネス監督が「彼の一番の友達で、(スカッグス急死で)彼は感情的でした。しかし、今日の試合に投げることを望んでいた。彼はそうするべきだと感じていた」とコメントしたことを自身のツイッターで伝えた。

【動画】左手でマウンド後方に「45」…ナショナルズのコービンがスカッグスの背番号45を背負って弔い投球

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