平野佳寿、チームは5者連続四球でサヨナラ負けも「こういう試合も絶対ある」

7ホールド目を挙げたDバックス・平野佳寿【写真:Getty Images】
7ホールド目を挙げたDバックス・平野佳寿【写真:Getty Images】

1回2K、1安打無失点で7ホールド目 チームは9回に5者連続四球で逆転サヨナラ負け

■ドジャース 5-4 Dバックス(日本時間3日・ロサンゼルス)

 ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手は2日(日本時間3日)、敵地・ドジャース戦の8回から5番手として救援。1イニングを2奪三振、1安打無失点に封じた。2試合ぶりの無失点で、7ホールド目がついた。チームは1点リードの9回2死から5者連続四球でサヨナラ負け。平野は「こういう試合も絶対に野球ならあるので。チームとして明日から頑張っていければいい」と気持ちを切り替えた。

 1点リードの8回からマウンドへ。1死からベリンジャーに中堅へ二塁打を浴びたが、マンシーを91.4マイル(約147.1キロ)のフォーシームで、ヘルナンデスを低めに落ちるスプリットで2者連続三振に仕留めた。「ゼロに抑えることだけなので良かったです。しっかりコースを狙って投げていこうと」と平野。防御率4.31とした。

 守護神のホランドが1点リードの9回2死から4者連続四球で同点。慌てて救援した7番手左腕・マクファーランドがベリンジャーにサヨナラ押し出し四球を与えた。ドジャースは本拠地で4試合連続サヨナラ勝ち。これは球団新記録で、フィリーズが91年8月20日から28日までに記録して以来のリーグタイ記録だ。地区2位のロッキーズとのゲーム差を「13」とした。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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