ダルビッシュ、白星消滅も7回途中4失点に指揮官合格点　「ユウは本当に良い投球」

3勝目の権利を持って降板も9回に守護神・キンブレルが逆転を許し白星消滅

■パイレーツ 6-5 カブス（日本時間4日・ピッツバーグ）

　カブスのダルビッシュ有投手は3日（日本時間4日）、敵地のパイレーツ戦で先発し6回2/3、7安打6奪三振4失点。勝利投手の権利を持ち降板したが9回に守護神・キンブレルが打たれ12試合ぶりの白星とはならなかった。試合後、マドン監督は「ユウは本当に良い投球をしたと思う。7イニング、力強い投球で本当に良かった」と語った。米メディアが伝えている。

　3回まで無失点も2点リードの4回はベルに適時二塁打、カブレラには2ランを浴び一挙3点を失い逆転を許した。6回にもソロを許したが、味方打線が7回に再逆転しダルビッシュは7回途中4失点、今季3勝目の権利を持って降板。だが、1点リードの9回に守護神・キンブレルが逆転を許しチームはサヨナラ負け。ダルビッシュの白星は消滅した。

　地元紙「シカゴ・トリビューン」のマーク・ゴンザレス記者は自身のツイッターで試合後のマドン監督のコメントを紹介。4月以来、12試合ぶりの白星を逃した右腕に「ユウは本当に良い投球をしたと思う。7イニング力強い投球で、本当に良かった」と称賛。

　ダルビッシュは4月27日の敵地・ダイヤモンドバックス戦で2勝目を挙げて以来、白星から遠ざかっている。次回登板ではメジャー通算60勝目、13試合ぶりとなる今季3勝目に期待がかかる。

（Full-Count編集部）