メジャーでまさかの“お手玉”ゲームセット 米ファン歓喜「素晴らしい集中力」

勝利を祝福するメッツのラモス(左)とディアス【写真:AP】
勝利を祝福するメッツのラモス(左)とディアス【写真:AP】

ニューヨークを本拠地とするチーム同士のサブウェイ・シリーズ初戦

■メッツ 4-2 ヤンキース(日本時間3日・ニューヨーク)

 2日(日本時間3日)から始まったニューヨークを本拠地とするメッツ-ヤンキースのサブウェイ・シリーズ。初戦は4-2でホームのメッツが勝利したが、なかなかお目にかかれない珍しいシーンで試合が終了した。

 メッツ2点リードの9回2死二塁の場面。守護神ディアスは、打者ガードナーにフルカウントから3球ファウルで粘られる。9球目の外角高め98.6マイル(158.7キロ)直球もガードナーが食らいつきファウルチップに。バットにかすったボールはウィルソン・ラモス捕手のミットからわずかにこぼれると、それを掴もうとした右手でさらにバウンド、最後は左手のミットになんとか収まりゲームセットとなった。これにラモスは激しくガッツポーズ、ガードナーはしゃがみ込んで悔しがった。

 MLB公式インスタグラムは「練習通りだ」とコメントを添え、このプレーの動画を公開。終了後にはディアスが“お手玉”の物まねをしているほっこりするシーンも映っている。

「ナイスキャッチ」

「最高」

「アメージングだね」

「ガードナーの反応は洗練されてるね! 素晴らしいプレーだ!」

「素晴らしい」

「素晴らしい集中力」

「ずっと見入ってるわ」

「ワォ!!!」

 翌3日(同4日)の試合はヤンキースが5-1で勝利。このシリーズは2試合のため決着は来年以降に持ち越しとなりそうだ。

【動画】ミットからこぼれる→右手でバウンド→もう1度ミットで捕球 衝撃の“お手玉”ゲームセット

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