大谷翔平、92勝右腕から初回に鮮やか左前打! 前日から3打席連続ヒットで4戦連続安打

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

「3番・DH」で2試合連続スタメン、最近9試合は打率.500と絶好調

■レンジャーズ – エンゼルス(日本時間5日・アーリントン)

 エンゼルスの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、敵地レンジャーズ戦に「3番・DH」で2試合連続スタメン出場。初回に相手先発のメジャー通算92勝右腕リンから左前打を放ち、4試合連続安打とした。

 エンゼルスは初回、トラウトの2試合連続弾で1点を先制。大谷は1死走者なしで打席へ。リンの外角ボールゾーンへのツーシームを打ち、“大谷シフト”で大きく空いた三塁線を抜く左前打。前日から3打席連続安打とした。

 大谷は6月23日(同24日)以降の9試合(スタメン7試合)は、28打数14安打の打率.500、3本塁打、4二塁打、5打点、6得点と絶好調。3日(同4日)の同戦では、第3打席で右中間を破る打球速度105マイル(約169キロ)の痛烈ライナー、第4打席では逆方向への99マイル(約159キロ)の打球でレフトの頭上を襲うライナーと左右に打ち分け、今季初の“マルチ二塁打”を記録した。さらに、味方の左飛で二塁から三塁にタッチアップし、驚異的なスピードを披露。敵地をどよめかせた。

 この日は第1打席から快音。6月は打率.340、OPS(出塁率+長打率)1.091、いずれも自己最多の月間9本塁打、32安打、22打点を記録したが、7月はここまで6打数4安打。前日から3打席連続ヒットとなった。

 エンゼルスは1日(同2日)にタイラー・スカッグス投手が遠征先のホテルで急死する悲劇があったが、チームは悲しみを乗り越えてそこから2連勝中となっている。大谷の今季通算成績は、この試合の前まで49試合出場、打率.307、12本塁打、35打点、OPS.926。好調を維持している。

(Full-Count編集部)

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