日ハム、初対戦西武ニールにわずか2安打完敗 中田も困惑「映像と全然違った」

日本ハム・中田翔【写真:荒川祐史】
日本ハム・中田翔【写真:荒川祐史】

西武先発ニールの前に打線はわずか2安打、中田「久々にいいチェンジアップを見た」

■西武 8-2 日本ハム(4日・札幌ドーム)

 日本ハムは4日、本拠地で西武に2-8で敗れた。打線が初対戦の西武先発・ニールに苦戦。今季5試合に先発して防御率5.11だった右腕に6回2安打無得点に封じられた。

 想像以上の投球にハム打線も困惑するほどだった。この日4打数1安打1打点の中田は「シュートも丁寧だし、チェンジアップも抜いてくる。悔しいけれど、今日の状態なら厳しい。(事前に見た)映像と全然違った。札幌のマウンドに合っちゃったのかな。久々にいいチェンジアップを見た」と完敗を認めた。

 7点を追う9回1死一塁では松本直から右中間に適時二塁打を放ってタダでは終わらなかったが、主砲の頭に残っているのは無安打に終わった3打席のこと。「ズルズル点を取られて反撃できず、情けない試合になってしまった。ほかに何かできることがあったんじゃないかなと考えている。(7回に前の2者が連続)フォアボール、フォアボールの後にも簡単に三振してしまった」と試合後も悔しさを募らせていた。

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

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