大谷翔平、衝撃の“バーランダー撃ち”誕生日弾 エ軍は「トラウタニ」弾で勝利

3回、アストロズ・バーランダーから本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
3回、アストロズ・バーランダーから本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

剛腕バーランダーからセンターに運ぶ衝撃弾、トラウトは3戦連発の26号

■エンゼルス 5-4 アストロズ(日本時間6日・ヒューストン)

 エンゼルスの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、敵地アストロズ戦に「3番・DH」で3試合連続スタメン出場し、メジャー屈指の右腕ジャスティン・バーランダー投手から豪快な13号ソロを放った。7月5日が25歳の誕生日の大谷にとっては、自ら祝福するバースデー弾に。この日は4打数1安打1打点と5試合連続安打で5-4での勝利に貢献した。8回にはトラウトの3戦連発となる26号ソロが飛び出し、「トラウタニ」弾は早くも今季6度目、昨季から通算10度目となった。

 大谷は初回、1死一塁でこの試合最初の打席へ。バーランダーに2球で追い込まれ、最後はベース手前でワンバウンドするカーブを空振りして三振に倒れた。

 しかし、カルフーンの2ランで逆転した直後、2-1で迎えた3回2死走者なしの場面で快音を響かせる。1ボールから高めの95マイル(約153キロ)の直球をフルスイング。剛腕バーランダーの力強いボールを完璧に捉えると、速度108マイル(約174キロ)の打球はグングンと伸びてセンターのフェンスを越えた。4試合ぶりの13号は衝撃的な一発。通算214勝の36歳バーランダーとはこれが今季初対戦だったが、ホームランは昨季に続いて2本目となった。

 エンゼルスは4回に1点差に迫られるも、6回にシモンズがソロ弾を放ち再び2点差に。大谷は第3打席は一ゴロに倒れた。だが、エンゼルスは8回先頭のトラウトが2番手ロンドンからレフトに豪快に運ぶ3戦連発の26号ソロ。続く大谷はニゴロに終わったものの、エンゼルスが誇るスーパースターコンビのアベック弾は今季6度目となった。

 エンゼルスは8回に2点を返されたものの、なんとか逃げ切り。4日(同5日)に連勝が2で止まったが、連敗はせず再び貯金1とした。大谷は今季通算51試合出場、打率.309、13本塁打、36打点、OPS(出塁率+長打率).930となった。

(Full-Count編集部)

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