DV騒動ヘレーラ、今季全試合出場停止に「良い人間になることに努めます」

フィリーズのオデュベル・ヘレーラ【写真:Getty Images】
フィリーズのオデュベル・ヘレーラ【写真:Getty Images】

MLB機構のマンフレッド・コミッショナー「残りの2019シーズンに給与なしで出場停止」

 恋人へのドメスティック・バイオレンスの容疑で逮捕されたフィリーズのオデュベル・ヘレーラ外野手は5日、大リーグ機構の規定による残りシーズンの出場停止を受け入れた。マンフレッド・コミッショナーは「オデュベル・ヘレーラがMLBのDV、性的暴行、児童虐待の方針に違反したという疑惑に関して調査を完了しました。あらゆる証拠を検討し、ヘレーラ氏が方針に違反したと結論を下しました。残りの2019シーズンに給与なしで出場停止とする罰則を科します」と声明を出した。MLB公式サイトなど米複数メディアが伝えている。

 ヘレーラは5月27日にDV容疑で逮捕された。出場停止処分は6月24日まで遡って適用され、レギュラーシーズン85試合とポストシーズンに適用される。ヘレーラは異議を申し立てないことで合意した。3日に恋人は告訴を取り下げていた。ヘレーラは米スポーツ局「CBSスポーツ」で「本日私は不適切な行いによるMLBの出場停止処分を受け入れます。許されない行いをし、自分に失望しています。私の責任です。再びこのようなことが起こらないように意義のあるステップを踏んでいます。この経験から学び、人間として成長します。フィリーズ、チームメート、ファンに謝罪します。出場停止処分が終了した時、またフィリーズでプレーすることを楽しみにし、より良いパートナー、チームメート、人間になることに努めます」とコメントしている。

(Full-Count編集部)

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