前田健太、前半戦ラストで5敗目「自分のミス、失投で負けた。悔しい登板」

パドレス・マーゴットに本塁打を浴びたドジャース・前田健太【写真:AP】
パドレス・マーゴットに本塁打を浴びたドジャース・前田健太【写真:AP】

本拠地パドレス戦で8回途中4安打3失点と好投も2被弾に沈む

■パドレス 3-1 ドジャース(日本時間7日・ロサンゼルス)

 ドジャースの前田健太投手は6日(日本時間7日)、今季8勝目をかけ本拠地のパドレス戦で先発。前半戦最終登板は8回途中まで4安打3失点と好投したが、打線の援護に恵まれなかった。6試合ぶり8勝目はお預け。5敗目を喫した。「2本の本塁打が、得点が負けにつながったので、ほんと自分のミスというか失投で負けたので、悔しい登板になった」と悔しさをにじませた。

 2球の失投が命取りになった。新人右腕パダックとの投手戦を演じ、6回まで両軍無得点。しかし、7回2死からレンフローに曲がりきらないスライダーを中越えソロとされると、8回2死一塁からはマーゴットに左越え2ランを浴びた。「スライダーがきちんと曲がっていなかったという球を一発で仕留められたので。内容自体は悪くないですけど、結果的に負けてしまったので。反省して次にいかしたいと思います」と反省した。

 7回2/3で101球、6奪三振1四球1死球、4安打3失点。2試合ぶり今季6度目のクオリティ・スタートを達成したが、味方の援護に恵まれなかった。防御率3.76。前半戦ラスト登板で3試合ぶり黒星を喫した。「1年間トータルで戦うことが大事なので。あまり前半、後半と区切っているつもりはないんですけど、しっかり状態も上がってきましたし、今日も負けはしましたけど、内容自体は悪くなかったので、次に向けてしっかり調整したいなと思います」と前を向いていた。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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