ダルビッシュ、マイナー降格の24歳右腕にヴィトンのバッグ贈る　地元紙「素敵な贈り物を」

傘下3Aアイオワに降格したアルゾレイはマイナー降格時にヴィトンバッグを贈られる

　カブスのダルビッシュ有投手がマイナーへ降格した24歳右腕へビッグなプレゼントだ。傘下3Aアイオワに所属するアルバート・アルゾレイ投手が2日（日本時間3日）にマイナーへ降格したが、その際にダルビッシュから超高級バッグを贈られたという。地元紙「デモイン・レジスター」が伝えている。

　アルゾレイは6月20日にメジャー初昇格。同日の本拠地メッツ戦でデビューするなど3試合登板し、1勝1敗、防御率7.15。10日間の故障者リストから復帰した先発右腕ヘンドリクスが復帰したことに伴いマイナーへ降格したが、その際にダルビッシュからルイ・ヴィトンのバックパックが贈られたという。そして、メジャー昇格を果たし初先発登板した際には、エース左腕レスターがシャンパンをロッカーに置いていった話にも言及。思わぬ出来事に「アルゾレイは素敵な贈り物を手に入れることになった」と先輩投手たちからの粋な計らいを受けたことを記事は紹介している。

　カブスは後半戦にアルゾレイを救援投手として再昇格させる可能性についても記事は言及している。アルゾレイは「彼らは後半戦に僕用のプランを用意してあると言っていたよ」と明かし「そのための準備はできているよ。なぜなら、正直言ってカブスのローテーションは優秀だからね」と意気込みを語っている。メジャーではマイナー時代には縁がなかった「スカウティングレポート」の読み方を習い、「彼はメジャーのマウンドで貴重な経験をしただけでなく、多くのことを学んだ」という。ダルビッシュの贈り物を励みに、早期メジャー昇格へつなげたいところだ。

（Full-Count編集部）