「完全にボーク」ブルージェイズ左腕の“疑惑”の牽制球 ファンからも批判の声
リチャードは体が本塁方向に流れながら、強引に一塁へ牽制
■オリオールズ 8-1 ブルージェイズ(日本時間7日・トロント)
走者を塁に釘付けにし、盗塁への抑止力ともなる投手の牽制球。6日(日本時間7日)にブルージェイズの左腕クレイトン・リチャード投手が見せた一塁牽制球が、ファンの間で賛否を呼んでいる。
この日本拠地で行われたオリオールズ戦の2回だった。2死一塁で、打席にはブロクストンを迎えた。1ストライクの場面で、リチャードは一塁に牽制。体は若干、ホーム方向に流れているようにも見えるが、強引にサイドスローで一塁へと牽制球を投じた。
左腕がホームに投げると思ったであろう一塁走者のサンタンダーは一歩、大きく離塁した。次の瞬間、牽制球が送られ、一塁へと帰塁する間もなく一二塁間で挟殺となった。この場面をブルージェイズの公式ツイッターが「クレイトン・リチャードがマウンド上にいる際は、瞬きさえしてはならない」と動画で紹介すると、この牽制がボークだと指摘するファンの声が相次いだ。
「ルールが変わってない限り、ボークだ」
「瞬きしてしまったよ」
「ブルージェイズのファンだけど、ボークとは何なのかが、もはや分からなくなったよ」
「間違いなくボークのコールをしそこなっているね」
「ボーク」
「完全にボーク」
まさかの波紋を呼ぶ形となったリチャードの“疑惑の牽制球”。この日は不問だったようだが、果たして、この牽制は反則ではないのだろうか……。