広島、5年ぶり8連敗でBクラス転落 床田好投も泥沼脱せず 阪神は高橋遥が8回零封

広島・緒方孝市監督【写真:荒川祐史】
広島・緒方孝市監督【写真:荒川祐史】

床田は7回5安打1失点と好投するも見殺しに…

■阪神 1-0 広島(7日・甲子園)

 広島が泥沼の8連敗を喫し、Bクラスの4位に転落した。7日、敵地甲子園球場での阪神戦。先発の床田は7回まで1失点と好投しながら、打線がゼロ行進を続けて無得点に終わった。広島の8連敗は2014年6月3日の日本ハム戦から6月14日のロッテ戦で喫した9連敗以来、5年ぶりとなった。

 ホームが遠い。好投した床田を見殺しにした。初回、1死から菊池涼が安打で出塁したが、西川、鈴木が連続三振。3回には床田が自ら安打を放ったが、野間が最悪の遊ゴロ併殺打に倒れた。6回からは3イニング連続で3者凡退が続き、阪神先発の高橋遥にねじ伏せられた。

 好投を続けた床田だったが、7回についに失点した。先頭の糸井に中前安打を許すと、大山に左中間を破る適時二塁打。一塁から糸井が一気に生還して均衡を破られた。床田は7回5安打1失点と好投。だが、この1点を味方打線が跳ね返せなかった。

 阪神は先発の高橋遥が自己最長となる8回を投げて4安打無失点と圧巻の好投。広島打線を手玉に取り、2勝目をマークした。打線はわずか5安打だったものの、7回に大山の適時二塁打で得た1点を最後まで守り抜いた。

(Full-Count編集部)

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