中日山井、球界最年長投手勝利の権利持ち降板 広島封じ7回途中1失点好投

中日・山井大介【写真:荒川祐史】
中日・山井大介【写真:荒川祐史】

7回2死で松山に四球を与えたところで降板を告げられる

■中日 – 広島(8日・ナゴヤドーム)

 中日の山井大介投手が、7回途中2安打1失点と好投し、勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。8日、本拠地ナゴヤドームでの広島戦。広島打線を7回途中までわずか2安打1失点に封じ、球界最年長投手として初勝利の権利を手にした。

 初回、先頭の平田から怒涛の4連打でいきなり2点の先制点をもらった山井。4回2死から鈴木にソロを浴びたが、失点はこの1点のみ。5回には先頭の會澤に死球を与えたが、打率1割台と不振に喘ぐ田中を遊ゴロ併殺打に打ち取った。

 7回2死で松山に四球を与えたところで降板を告げられ、悔しそうな表情を浮かべた山井。代わった谷元が會澤を投ゴロに打ち取り、無失点で切り抜けた。山井は6回2/3を投げて2安打1失点の好投だった。

 この日で41歳59日となる山井。今季途中に巨人・上原浩治投手が現役を引退したため、球界最年長投手に。4月24日の広島戦以降白星から遠ざかっており、球界最年長投手として初勝利の権利を掴んでマウンドを降りた。

(Full-Count編集部)

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