田中将大、2/3回6失点の“ロンドンの悲劇”を苦笑いで回顧「心の傷は大きかった」

ロンドンシリーズ初戦に先発したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
ロンドンシリーズ初戦に先発したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

オールスター前日会見で世界一への決意を改めて明かす「チャンピオンリングを獲りたい」

 ヤンキースの田中将大投手は8日(日本時間9日)、クリーブランドのプログレッシブ・フィールドで9日(同10日)に行われるメジャーリーグのオールスター戦に向け、恒例の前日会見に出席した。今季はここまで18試合登板で5勝5敗、防御率3.86。ただ、史上初めてロンドンで行われたレッドソックス戦で自己最短の2/3回を6失点KOという炎上劇がなければ、防御率は3点台前半だった可能性が高い。田中は超乱打戦となったロンドンシリーズを改めて振り返り、「心の傷は大きかったです」と苦笑いで明かした。

 安定感抜群の田中がKOされたのは、6月29日にロンドンで行われた一戦。初回に6点の援護をもらってマウンドに上がったが、先頭ベッツの左前打の後、デバースの適時二塁打で1点を失った。ボガーツ、マルティネスには連続四球で無死満塁となり、ベニンテンディは右飛に仕留めたものの、バスケスは犠飛。さらに、ホルトには右前適時打を浴びて追加点を奪われると、チャビスにはスライダーをバックスクリーンに運ばれて3ランを被弾。同点に追いつかれ、ここで降板となった。

 ロンドンシリーズは結局、ほとんどの投手が打ち込まれるという結果に。両チーム計50得点という投手受難の2試合となった。

 試合直後には、米メディアに「何も言い訳することない。単純に自分のボールを打たれてしまったことが要因。自分より相手に上回られた」と語っていた田中。この日、オールスター前日会見で改めてロンドンシリーズの話題になると、「ロンドンという地で起こった出来事については、心の傷は大きかったです(笑)」と心境を明かした。

 もちろん、残りのシーズンでロンドンで投げることはもうない。悲願のワールドシリーズ制覇に向けて、後半戦は安定感抜群の田中の投球が見られるはず。この日、後半戦に向けて「1番はやっぱりワールドシリーズで優勝して、チャンピオンリングを獲りたいという、そこはすごく思い描いている部分です」と世界一への決意を改めて語った田中。“ロンドンの悲劇”を乗り越え、今年こそ頂点に立つつもりだ。

(Full-Count編集部)

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